透析装置の自動化が進み便利になりましたが、高齢者や長期透析患者が増え様々な合併症に対応できる看護が求められるようになってきました。特に透析患者の下肢病変は大きな問題となっていますので、フットケアにおいて積極的な観察、指導、ABI(下肢動脈の狭窄度合いを判定する測定方法)導入で必要な処置、関連施設への早期紹介をしておりアンプタ(切断)ゼロを実現しています。
さらに看護師は、患者の病状を把握するとともに、変化に気づけるよう入室時から歩き方や表情を観察するよう心がけています。また患者さんが、なんでも言いやすい環境を作れるようなコミュニケーションを図り、問題点やライフスタイル、ご家族の情報などを共有し、安心して透析を受けていただけるようにしています。
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